「聴く」ことの力: 臨床哲学試論 (ちくま学芸文庫)
「聴く」ことの力: 臨床哲学試論 (ちくま学芸文庫) 著者 : 鷲田清一 筑摩書房 発売日 : 2015-04-08 ブクログでレビューを見る» 非常にいい本だった。 生き方を教えてくれる。 聴くという行為は相手が必要だ。 それは人間である必要はなく、人生そのものかもしれない。 対象との関係性は常に変化する。 聴くためには相手になりきる必要がある。 相手を全面的に受け容れることによって相手とコミュニケートできる。 この感覚は常に意識すべきものだ。 生きている間ずっと。 人間に向き合っている時だけでなく、生活のすべてにおいてそうだ。 そうすることによって自分が変化する。成長する。 方法は、対象が強いてくる。 これは何でも同じだ マインドフルネスに通じるものがある。