脳が目覚めるたった1つの習慣
著者:瀧靖之 脳を活性化することによって、「主観的幸福度を上げる選択をして積極的に行動すること」を目指す。 実際、どこまで有効なのかわからないが、幸福が手に入るような気がしてくる。 脳が活性化するときというのは、自分を幸せにしてくれるものをえるために積極的な行動を起こすときであり、イヤイヤやることにたいしては脳はさほど反応しない。 だから、まずは好奇心を抱くこと。 「見たい」「聞きたい」「知りたい」「やりたい」と感じるとき、脳は自分が今よりよく生き延びられる可能性を感じてわくわくしている。 辛い仕事を楽しむためには、そこに自分なりのメリットを見つけること。 脳には「可塑性」と「汎化」という性質がある。 可塑性とは、物事に順応して成長する能力のこと。たとえば運動なら練習すればするだけ身につけることができる。 汎化とは、なにかひとつの能力が伸びると、それとは直接関係のない部分の能力も伸びていくというもの。 野球の練習をすると、ボールの落下点をはじきだすために、「記憶」「理解」「思考」などの脳領域への枝ができるが、それが汎化。 重要なのは趣味をはじめたらしばらく続けること。それによって枝ができ、太くなっていく。 現代では自分が一本のことだけに特化していると生き残れない可能性がある。そのため、他に二本の道を用意しておくといい。一本は今やっている仕事のうち、対応できる種類を増やす。もう一本は、仕事とは別に興味を注ぐ対象を作る。 読書も大切。小説などは別として、普通の本は、三度読みする。まずざっと読み、気になったところをチェックする。さらに二度目で一回目に気になったところを重点的に読む。三回目の読書で、関心をいだいた箇所が本の中でどういう位置づけにあるのかを理解しながら読みすすめることができる。 経営者、社長など人の上に立つ人になるほど積極的に趣味を楽しむ必要がある。好奇心旺盛で主体的幸福度が高い人のそばにいるとそれがうつる。クリエイティブな職場を維持するためには、トップが人生を楽しむ必要がある。 ストレスは脳を萎縮され、楽しむことが見えなくなる。 人とのコミュニケーションによって脳は活性化される。だから直接のコミュニケーションは大切。 考え方が古いと言われないために、他人を褒めるということをする。それは他人に興味を持つということ。脳の活性...
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