13歳からのアート思考

著者:末永幸歩 アート思考は3つの要素で構成されている。 表現の種。これは作品そのもののこと。 興味の種。これは、興味、好奇心、疑問のこと。 そして探求の種。 人々は、表現の種を評価しがちだが、大切なのはそれ以外の部分いろいろなものに興味を持ち探求していくこと。 その過程で、様々な問いかけを自分に投げかけ、考えていく。 本書を読んでいると、歴史の流れの中で、アートの定義が変化していくのがわかる。 また、好奇心を持ち、自らに問いかけ続けることによって、人はアーティストになれる。これは、アート作品を作るという意味ではなく、常に探究心の忘れずに探求の種を伸ばし続けていく人のことだ。 本書では、アウトプット鑑賞と言う作品を見て気づいたことや感じたことを声に出したり紙に書き出したりするアウトプット法についても紹介されている。 アート好きや、美術でつまずいた人にも読んでもらいたい本だ。 自ら、どのように思考し、考えを深めていくか。興味はあるけれどやり方がわからないという人。そういう人は、1つの手がかりとして、本書を手にとるといいと思う。 ジャクソン・ポロックが取り上げられていて、絵はキャンバスに絵の具をのせたものだという解釈をした人物だということを知り、納得がいった。