人形の国(1)


[弐瓶勉]の人形の国(1) (シリウスコミックス)
著者:弐瓶勉

弐瓶勉は「シドニアの騎士」以降、画面が白くなった。
巨大構造物を描き続けてきたが、今回はその傾向は薄い。しかし、弐瓶勉らしさは随所に見られる。登場人物があっさりと殺されていくところなども、そのひとつと言っていいだろう。

主人公はエスロー。エオやピコをつれて訓練に出ていた。。
訓練の途中、エオはリベドア帝国から逃れてきた少女をたすける。少女はエオになにかを託して消滅する。
リベドア帝国から逃れることになり、城を出ることを決意する。しかし、その夜帝国が襲ってくる。
エスローはイーユという敵の司令官を狙撃したが失敗、逆に自分が致命傷を負う。
突如、タイターニアがあらわれ、エスローに話しかける。死なないようにするためには、コードを使い、正規人形になることだという。エスローは了解する。
エスローは正規人形になり、鎧化する。鎧化すると、ナビゲーターのような女が現れる。これはタイターニアだ。この点、「バイオメガ」でも同じ設定が用いられていた。
エスローはイーユとの戦いに負けて、逃げる。
復活したエスローはタイターニアとともに北合成スラブ地方を目指す。
エスローたちの訪れた街に、リベドアの兵士がやってくる。住民を殺す兵士を許せず、エスローが手を出してします。イーユは、そのことを知る。リベドアの兵士、エイチが現れる。エスローはエイチを倒す。

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