貸本版悪魔くん 普及版 (3)

著者:水木しげる
ある意味衝撃といっていいだろう。
なにしろ途中で終わってしまったのだから。
野望の実現のために小学校に入学した悪魔くんは、同級生の阿部キリヒトくんの家に住まわせてもらうことになる。
もちろん部下も一緒だ。
馬小屋に潜んで機会を伺う彼らだが。
ヤモリビトこと佐藤は術師に呼び出される。ちなみに彼を呼びにきたカラスはキリヒトに銃で撃ち殺される。
術師は佐藤に悪魔くんを警察に売ることを指示する。
しかも、三千万円もらえるというのだ。
佐藤は悪魔くんを警察に売る。
そこにサタンの姿をした男が馬で乱入する。
警察に撃たれて男は死ぬ。そして悪魔くんも死ぬ。
サタンの正体はキリヒトだった。
彼がなんのために乱入したのかは謎のままだ。
佐藤は悪魔に誘われて事業に参加する。
三年後、財産を奪われて落ちぶれた佐藤のもとをカエル男が訪れる。カエル男は佐藤を説得して、七年後に蘇る悪魔くんとともに千年王国をうちたてるための旅に出る。
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